2002/08/18(日) 00:35 - ** 組 まぁ (女)
では、お名前クイズ(敬称略)の回答です。
と申し上げるべき所、タイトルがわ~ぉ♪でやっほ~♪
では、気を取り直してカキコ。
実は、時間をかけて調べたのですが、未だワケワカメなものがあってごめんなさい。
1. 漣 さざなみ
水面の波がちいさく連なっているという文字の通りの意味のようです。
2. 甕 もたい
この字の読みは、「おう」「う」「かめ」です。
「もたい」という言葉自体の意味は、罌(もたい)という液体をいれる口のつぼんだ甕(かめ)です。
苗字で「もたい」という読みをするものは、茂田井、母袋、甕とありますが、全国に存在しています。それで、発祥が同じかどうかを調べるのは困難なようですが、太田亮著「姓氏家系大辞典」に
よると、
・ 茂田井・・武蔵、信濃に此の地名あり。
・ 母袋・・・出羽の豪族にして、又信濃等に在り。
・ 甕・・・・信濃の甕氏は佐久郡茂田井邑(茂理郷)より起る。
との記載があるそうです。
3. 五六 ふのぼり
宮崎県西都市など全国に10軒以下だそうです。
ここからは、まぁ的推理です。
「ふのぼり」とは、「ふ幟」ではないかと考えました。
すると、高知県では、「鯉のぼり」「幟」の他に、「ふらふ」と呼ばれる旗を一緒に上げるそうです。
この「ふらふ」の語源はオランダ語のVlag(フラホ)から来たという節があります。
そして、この「ふらふ」の形は、普通の幟のように縦長ではなく、正方形に近い長方形なのです。だから、この「ふらふ幟」の縦横のサイズの比が五:六なのではないかしら!と私は推理いたしました。
略して言うのが好きな人々が「ふらふ幟」を「ふ幟」と言ったのではないでしょうか!!!
「幟」も「ふらふ」も、金太郎、桃太郎、源義経、那須与一の図柄が描かれて、勇壮です。高知では、他に、鯨なども描かれるそうです。また、家紋の「ふらふ幟」もあったそうです。
4. 与会 わたらい
調べても解らず。なんでかねぇ~♪状態で御免なさい。
5. 磊 こいし
読んで字の如く、ちいさな石が沢山あるから小石でしょう。
この字の本来の読みは「ライ」です。
石川県珠洲市、三重県久居市などに、この苗字の方がいらっしゃるそうです。
「おいし」と読む方もいらっしゃるとか…。
6. 栗花落 つゆり
兵庫県と小豆島にある苗字です。
栗の花が落ちる頃、梅雨にはいるから…、だそうです。
本来、暦では、五月七日を「つゆり」といいます。
なぜ「つゆり」と読むかという、昔話がありますので、下のほうにコピーペーストいたしました。
このお話の由来で、旧暦五月七日には、栗花落の祭礼を行い、雨乞いをする為、「栗花落」を「つゆり」と読みようになったとあります。
(以下コピペ昔話)
昔あるところに、水無瀬殿(みなせどの)という大臣(おとど)がいた。彼は露姫という摂津国第一の美女を娶ったが、露姫は一年も経たぬうちに亡くなった。
大臣は悲しみのあまり、庭先に一宇(いちう)の堂を建て、妻の霊を祀った。栗の花の落ちる頃なので、露姫の代りに栗花落姫と当てた。
妻の遺言により堂脇に井戸を掘り、朝夕、水を汲んでは飲んだ。
水はどんな時でも涸れることなく、評判になり、水をもらいに来る者も出た。堂宇はいつの間にか栗花落(つゆり)神社と呼ばれ、霊水は雨乞いの呼び水として知られるようになったという。