2002/10/02(水) 19:36 - 1☆ 組 まぁ (女)
北八朔の県道「子供の国線」沿いに、桜の大木に囲まれたパン屋さんがあります。
そのお店と工場が「授産施設」だと、最近、知りました。
「授産施設とは障害者が入所または通所して、必要な訓練を受けながら作業を行い、工賃などを得て自活することを目的とする施設」だそうです。
25年前の、1977年9月27日、横浜市青葉区(旧緑区)荏田町の民家に、米軍のジェット戦闘機が墜落し、幼い男の子二人が亡くなりました。その母親も大火傷を負い、皮膚移植などの治療を続けていたのですが、数年後、命を絶ってしまわれました。
被害者の遺族は、米軍から支払われた賠償金を、横浜市に寄付し、母子寮を建てるように希望しました。しかし、市からの要請で、母子寮よりも不足している、知的障害者の授産施設が建てられたのです。
それが、このパン屋さんとパン工場だったのです。