2006/01/02(月) 10:05 - 6 組 あんらぎ (男)
久しぶりの東京は地下鉄網がさらに便利になってましたね。噂の六本木ヒルズへは赤羽からだと
JRで新橋へ、そこから地下鉄銀座線に乗り換え、さらに銀座から日比谷線に乗り換えて六本木に出
たのですが、帰りは10分ほど歩いた麻生十番から南北線一本で赤羽に帰れました。
たまたま麻布商店街ではミニ秋田祭りをしていて通りに2人というのか2匹のなまはげが出現、
小さい子供たちを泣かせてました。テントを張ったミニ公園では秋田名物のきりたんぽを一杯
100円で振舞っていて寒い日で炊き出しに集まった避難民のようでしたが、並んでごちそう
になりました。その公園に立っていたのが野口雨情作詞の童謡「赤い靴」のモデルになったき
みちゃんの石の像でした。
その唄の由来は僕もその時初めて知ったのですが、野口雨情はモデルになったきみちゃんとい
う女の子の母親から聞いた話を元にその唄を作詞したとのことです。母親は孤児院に預けた娘
がアメリカ人の養女として渡米したものだと信じていて雨情に話をしたようなのですが、実際
はその女の子は渡米を待つ間に病気に罹って麻布にあった病院で7才で亡くなったようです。
赤い靴 はいてた女の子 いい爺さんに連れられて行っちゃ~た~♪
悪い爺さんでなくて良かった良かったと思われた方もいることだと思いますが(居ないって!)
曲調と唄からなんとなく感傷的に異人さんに連れられて行った女の子のその後の行く末を想像さ
れる方も多い誰もが知っている童謡だと思います。その唄の背景にさらにこういう哀しいエピ
ソードがあったなんて・・・ちょっと意外だったので紹介します。横浜にも歌碑があるかも
知れませんね、まぁさん!