沖縄県立首里高等学校:養秀の杜・植物苑 掲示板

No.36 養秀の杜・植物苑、提供植物③

2013/08/01(木) 15:37 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
「養秀の杜・植物苑」の設営の原理として、第一には、園芸を趣味とする者同士の親睦であるが、第二には、長続きするための「ほどほどの収益活動」である。そして、大事な第三点は、古都首里、県都那覇、故郷沖縄の緑化花いっぱいである。その第一歩として、いま、汗流しているのは、足元の金城町と提携して、香り植物を増産して、城下町に普及させること。すでに、各種の芳香性植物がチクセキされた。そのうちの一つに「ジュラン(樹蘭)」という優れた逸品がある。学名、Agraia odorata 和名;ジュラン、別名;Chinese tea plant ともいう。中国南部、インドシナ半島、東南アジアが原産で、樹高わずか2~4m。ゲッキツ(月橘)ににた樹形だが、剪定により如何様にも整えられる。ほとんど一年中開花と休止期を繰り返す。小枝に米粒ほどの黄色い花を無数に咲かせ、ほとんど開花しないままひっそりと香りを発散させる。得も言われぬふくよかな香りは、通り過ぎてから初めて感じるほど、遠くへ拡散する。門の近く、玄関横、寝室や縁側の近く、日当たりのいい場所に植えて、近づく人を驚かせるといい。養秀の杜では、同窓生に限らず50cmサイズの開花株を¥500で販売している。勿論、、一中健児の塔の周りに、びっしりと植栽する壮大な計画である。

No.35 養秀の杜・植物苑、提供植物②

2013/07/27(土) 15:42 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
養秀の杜提供のタマリンドに次いで、第二弾は、郷土原産つる性植物ホウライカガミ。これは、有名な琉球の名蝶オオゴマダラの食草(赤ちゃんの食べ物)です。これがなければ、オオゴマダラは城下町にもどこにも翔びません。<学名>Parsonsia laevigata.<原産>喜界島以南の琉球列島、台湾、南中国、マレーシア、インド。<特徴>海岸よりの荒れ地にもよく繁茂するつる性多年生亜低木。3~5メートルにも伸びて、垣根状に茂るので、塀の上、パーゴラなどに這わせるといい。早速、オオゴマダラが飛んできて卵を産み、例の黄金の蛹を多数生産する。養秀の杜では、大株(1.5m以上)=¥500.小株(30cm)=¥300で、養秀同窓生に限らず、販売している。

No.34 養秀の杜・植物苑、提供植物①

2013/07/27(土) 15:15 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
これから、養秀の杜から提供される有用植物の苗の紹介を始めます。まず、最近導入された珍しい熱帯植物;タマリンドです。<原産地>インド、東アフリカ、東南アジア。<分布>世界の熱帯・亜熱帯地方。<特徴>マメ科の直立高木。葉;羽状複葉。枝;ゆらゆらとゆるやかな枝振り。樹形;剪定によってどのような形にもなる。<活用>庭園木、街路樹。風当りの少ないところに植えること。果実(莢の中の褐色のパルプ)は、ジュースや調味料の素として活用される。漢方薬としても利用される。<エピソード>①南米のウチナーンチュは、町で「タマリンドー、タマリンドー」と呼び歩くジュース売りに、「えー、うりえ、カマリンンディ、インドー」「ディ、ヌディンダナ」といって、買って飲んだ、という。②カンボジアの首都ブノンペンの王宮には、見事に剪定された円錐形の庭木が並んでいる。公園には、20~30メートルほどのフランス時代の街路樹が並んでいる。養秀の杜では、同窓生に限らず、¥250/一鉢で販売している。

No.33 養秀の杜、北側斜面の取り扱い

2013/07/26(金) 11:15 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
3)昭和19年から20年にかけて、県立一中鉄血勤皇隊が防空壕を掘り、本島南部に出撃するまでの間、東側の「首里城公園管理事務所」の近くまで、頻繁に往来して、「血と汗と涙の軍隊生活を送った戦跡地」であり、抹殺・埋没することのできないパワーポイントである。首里城、守礼門、玉陵とも比肩するほどの観光価値のある地帯である。4)養秀同窓会では、「一中健児の塔」「戦没者刻銘碑」「一中健児の像」、「6月23日恒例の慰霊祭」等、県立一中鉄血勤皇隊の戦没者を慰霊するための行事を継続してきたが、刻銘碑の後背斜面にある戦跡地を放置することなく、整備し、さらに、同窓会館敷地全体を花と緑と香りで包むほどの森をするべく、「養秀の杜・植物苑」を整備することとなった。このような事情を踏まえ、県による総合開発、整備事業を展開するに当たっては、養秀同窓会と地元住民の見解が十分配慮され、歴史的、文化的に統一感のある地帯となるよう、配慮して頂きたく、お願いするものであります。平成25年7月1日養秀同窓会文化部養秀園芸サークル代表、吉田朝啓。

No.32 養秀の杜、北側斜面の取り扱い①

2013/07/26(金) 10:54 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
「養秀同窓会敷地(玉陵南斜面)の整備に関する意見」:伝聞によると、同窓会が所有する敷地の北側斜面を含め、玉陵南側斜面一帯を県有地として一体化し、県の総合的開発計画が構想されているという。地元樹民の多くが望んでいた構想として、歓迎したいと思います。雑木雑草が生い茂り、毒蛇ハブが跳梁する首里城台地南斜面を、那覇市、養秀同窓会、沖縄県、首里城公園事務所など、複数の当事者が別々に管轄する現状に鑑み、「県による一括管理・整備」は、最も望ましいあり方だと考えられます。当該南斜面は、しかしながら、他地区の森林・原野とは、歴史的、文化的に比重の異なる地帯だということを強調したいと考えます。1)尚真王時代に、玉陵が創設されたとき、尚円王が仮埋葬されていた(?)「見上げの森」が存在したこと。(同窓会敷地の西北方向)2)宰相蔡温時代に、民間人の墳墓が当該斜面に数多く立地していたが、蔡温の「墳墓撤去命令」によって、一掃されたこと。しかし、その後も、祖先のかっての墳墓を、その子孫が訪ね歩いているという事実があること。

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