今日は煙草が不味い。何故か?ひとまず下記のアドレスへ飛んで沖縄タイムス朝刊の
コラム「大弦小弦」を一読頂きたい。
http://okinawatimes.co.jp/col/20040405m.html署名の通り我が同期「武富くん」のコラムだ。かなりの嫌煙家と見えて最近は嫌煙一人
キャンペーンのように煙草の問題を書き続けている。
このコラムは要するに喫煙者は医療費の増加を招き、企業の生産活動を低下させるお馬
鹿だから公的年金や保険料の差別化を図り健康被害の事より損得勘定で禁煙させてやろ
うぜとブッシュ大統領並の独善的論調で書かれているのだ。
ジャーナリストの端くれなら如何に危険な論調かと解りそうなものの、まるで県医師会
の提灯持ちの様だ。将来、自民党から公認を得て知事選にでも立候補したいのだろうか。
沖縄タイムスの新社屋を新都心で見かけた人は多いだろう。寒風吹きすさぶ中、ビルの
東側非常階段かベランダか解らぬが追いやられた喫煙者達が震えながら一服する姿が見
れる。分煙すれば良いものを自分の健康を害すると追い出したのだろう。ワタシから言
わせれば「風邪をひく環境の中での喫煙は医療費の増大を招く」のだし、喫煙者が一服
する時間を積み上げるヒマがあれば自分の仕事をすればよいのだ。ちなみに我が社で非
喫煙者の方が喫煙者の生産性を上回る実績を上げたことは無い。トゥルばったり、鼻く
そほじって非難される程高度な職場があるなら見てみたいもんだ。
2002年度、自民党への政治献金は、日本医師連盟12億4000万円、日本歯科医
師連盟10億4000万円、日本薬剤師連盟2億9000万円、日本看護連盟7億80
00万円也。多額の献金で利益誘導するのは当たり前だが、医療従事者採用はまだしも
公営住宅入居に非喫煙者を優先させるなどと、あたかも圧力団体から政治団体へ変貌を
遂げたような言いぐさにあきれるのが報道に携わる者の感覚ではないのか。
日本医師会がNHKドラマ部へ圧力をかけドラマから喫煙シーンを無くしたが、最近話
題の「表現の自由」を憂う事もないのだろうか。学術団体から圧力団体へ。圧力団体か
ら政治団体へ何故なれる?
話が横へそれたが、単なる酔っぱらいやトゥルばやーに課税しようは成立する冗談だが
アルコール依存症やうつ病の人に差別できると思うのだろうか。喫煙者の中には禁煙で
ず悩んでいる人もいるのだ。たかがタクシーの中で匂う煙草がイヤだなら解るが、書手
には書手のルールがあると思うのだが、いかがなものだろう。