2004/11/26(金) 23:47 - 6 組 わっちん (男)
モスチーズバーガーを運転しながら食べたらどうなるか実験しようと思いドライブスルー
に入ったが急に「チリドッグ」が食べたくなったのでアイスティーと一緒に購入した。
早速食べてみたが「危険」である。携帯以上に危険だ。チリソースは垂れる、口から
はみ出る、ソーセージは向うに飛び出る。店内で両手を使っても上手く食べられないの
だから運転しながら上手に食べられるハズがない。その上、警官と遭遇しないのだから
、これで事故でも起こしたら本当のバカである。だから急遽中止した。何のことはない
服が汚れただけだ。今後いらん事にチャレンジするのは辞めようと思った。
話は変わるが、ヨン様来日の様子を見ていると本当に日本は平和な国だと思う。辺野古
のニュースは県内ニュースなのに、成田でおばさん達が「キャー」と言うと全国ニュー
スになるのだな。
1995年に韓国ソウルに行き、KBSドラマ部で「冬のソナタ」の監督ユン・ソクホ
氏と会った。今は独立しているが当時は未だKBSの職員でPDを務めていた。韓国で
日本のドラマや映画等を禁じている時期だったので合作を作る事が出来ず、韓国ドラマ
事情が良く解らなかった我々は彼にアドバイザーとして非公式に参加してもらったのだ。
現地俳優の推薦から機材屋、ロケ地の情報提供をしてもらい準備をしたのだが、時々食
事をしたりカラオケに行ったりした。ある晩、ひょんな事から通訳抜きで二人でホテル
のバーへ出かけたのだがワタシは韓国語が出来ず、彼は日本語が出来ないので英語で会
話するのだが‥どっちも英語が下手で苦労した。彼が日本の映画監督の岩井俊二氏の作
品が好きだと言うこと、日本のトレンディドラマを録画して送って欲しいと言うことが
解ったぐらいで後はたわいもないことを質問したり答えたりだったが、会話が上手く行
かないと二人で笑って誤魔化すしかないのでニコニコした二人をホテルのバーテンはホ
モだと思ったことだろう‥。
撮影は釜山港で福岡から来る水中翼船の入港シーンから始めたのだが、当時釜山港でロ
ケをする事は禁じられていたので国家安企部へ行き撮影後に検閲してもらい問題が無け
れば使用すると言う屈辱的な方法で許可をもらい撮影。その後下船してくる撮影本隊と
合流して本格的な韓国ロケをするはずが‥税関が撮影機材を一日預かると機材を押さえ
てしまったのだ。完璧なカルネを提示して「何故だ!」と食い下がるワタシを見下すよ
うな税関職員。押し問答を続けていたら、ツカツカとユンPDが来て怒鳴った。
「私はKBSのユン・ソクホPDだ!君たちは日本人だという事で機材を渡さないのか!
さっさと機材を出せ!」と怒鳴りながら高々と掲げるのはKBSの職員証だ。まるで水
戸黄門の様だ。何故か「はは~っ」てなカンジで職員達がビビリ始め、所長がすっ飛ん
で来て頭を下げ、あっという間に機材が出てくるのにはあきれたし、感動した。
今では韓国の文化開放政策によって、こんなマヌケな事はないだろうし、ましてや冬の
ソナタのヒットによってロケもし易くなってるだろう。
今回ペ・ヨンジュン氏のファンが怪我をする事故が起こったが、徹夜組のファンに応え
ようと姿を見せた彼に責任は無い。むしろ姿を見せないのがスターとして価値があると
ファンをないがしろにする日本の俳優や事務所は見習うべき姿勢だ。警察やホテルが混
乱を避けようとするのは当然だが、どうしても一目見たいからいるのであって上手にさ
ばけば静かにしているのがファンだ。ワタシは撮影現場をオープンにする主義だったが
見学しているファンに一度も撮影の邪魔をされたことは無い。
くだらない昔話でした。