2015/02/21(土) 10:55 - ニライカナイ (男)
2月18日に小用で那覇に出かけた際、少し時間が余ったので、
久しぶりに街を歩いてみた。
与儀公園から開南を抜けて、浮島通りから国際通りへ。
てんぶす那覇そばから桜坂へ、
やちむん通りからひめゆり通りへ抜けて与儀公園まで。
ゆっくり歩いて2時間くらいか。
私はまったく知らなかったのだが、与儀公園はいつの間にか
ヒカンザクラの名所になっていたね。
天気が良かったので、公園内のベンチには、たくさんの
お年寄りが日向ぼっこをしたり、碁を打ったりして
のんびり過ごしていた。
国際通りは私たちが学生の頃はまだまだ県民相手の店の方が
多かったように記憶しているが、現在は一掃されて、観光客相手の土産物店
ばかりになっている。
歩いているこちらの方が他所者になったような気分になったね。
てんぶす那覇のそばの路は、昔は桜坂に入る怪しい雰囲気のスージグヮー(路地)だったのだが、
広く拡張された立派な道路に変わっていた。
桜坂は新宿歌舞伎町のような雑多な歓楽街だったのに、
ごっそり引き抜かれたようで、
寂しさ、侘しさが道端に転がっている。そんな印象だったね。
昨年春まで、友人がやっていた小さな飲み屋の看板はまだ残っていたが、
道を挟んで向かいには、世界的なホテルブランド「ハイアット」が建設中だった。
世に常なるものなし。
今年は我々も還暦で、いよいよ年寄と呼ばれる年齢だな。