2002/03/28(木) 08:28 - 40期 組 しら (女)
そんなに多くはありませんが、霧はかかります。 霧がかかった日、特に夕方から夜にかけてチューリッヒ湖の対岸を、見ると、グレー一色の風景の中に家々のオレンジ色の明かりがボヤーッと浮かび上がった感じになり、とても幻想的です。
日本は随分暖かいようですね。 こちらは温度が20度近くに上がったかと思えば、次の週には小雪がぱらつくという天候不順な典型的な3月のお天気が続いています。 このような天気は4月いっぱい続きます。
最近は、森や林を通り抜ける道に「蛙」の標識が立っています。 おたまじゃくしの季節。池、沼の側に住む人たちにとっては「ゲコゲコ」と少々うるさい季節になりましたが、道によっては「蛙様」の為に車乗り入れ禁止になったりするのですから、とてものどかですよね。
他の国でも蛙の為に「車両進入禁止」にする所があるのでしょうか。自然を愛するスイスならではの話なのでしょうか。
「自然を愛する、大切にする」で思い出しましたが、 10年程前にスイスに遊びに来た時に信号待ちしている車が全部、 エンジンを停めているのにすごく感動した事がありました。 空気の汚染を防ぐ為、だとか。 今では エンジンを停めて信号待ちをする若者が減り、 少し寂しい気もしますが、立体駐車場の入り口でゲートが開くのを待ちながら、ふと 上を見上げると「エンジンをきって 待って下さい」という看板がかかっているのです。
そこかしこに まだ 自然を大切にする姿勢があるのだと 少し安心した次第です。
ロマンチックな情景の中をジョギングする元気な超朗先輩の姿を想像しながら、 今日はこの辺で。