2003/03/18(火) 07:40 - ♯&♭ 組 銀猫 (女)
☆しらさん
ステキな雪景色。
スイスでお暮らしになる穏やかな日常のご様子。
春を待つ感じ…。
素晴らしいお便り、いつもながらありがとうございます。
それにつけても…
『「子供は 親の言うようにはならないけれども、親のようにはなる。」と、思います。子供のモデルになるように、気楽に、前向きでいたいと思います。』
私の子供はもう成人しておりますが、身に沁みます。
☆超朗先輩
私がこの作品を初めて読んだのは、小学校の教科書だったと思います。
清兵衛が丹念に磨いた瓢箪を叩き割ってしまう父親に強い怒りを感じました。こんな父親があっていいものだろうか…と!そして、教師が取り上げた瓢箪を貰った小使さんが、それを高く売り、その瓢箪に、その後、もっと高値がついていく…という件には、いささか大人の世界の不思議を感じた記憶です。
私は、清兵衛が目指していた瓢箪の美は、大人に高く値踏みされるような瓢箪ではなかったはずなのに…と思いました。無心が生み出した美が、目利きにかかると、高値を呼ぶものか…とも思いました。
子供の私には、この作品は、すっきりしない不条理劇に映っていました。
ストーリー・テラーの超朗先輩にかかると…清兵衛の後日談は、立志伝中の人物の如く巨匠となり、天文学的価値の絵を描く画伯となるのですね!
スイスのアーミーではございませぬが、世の中そんなに甘くない…と思いました。