2004/03/28(日) 14:54 - 11R 組 超朗 (男)
六本木ヒルズを話題に取り上げてきたいきがかり上、少し述べさせてもらいます。
子供がはさまれて死亡事故になってしまったのは、皆さんご存知のとおりです。
なぜ起きた?
よく言われる「問題先送り」の結果でしょう。
世間では事故、欠陥商品が次々に発生して社会問題化するが、このようなことは突然おきるわけではありません。
それまでに小さな事故や、ひやりとした現象がたくさん起きたはずです。
ところが人間は(他の動物はどうか知らないが)都合の悪いことや面倒なことは避けて通りたい、後回しにしたいという習性があります。
でどうにも隠せない大問題になってから、あわてて収拾にかかるという順序になります。
よそのことを批判するのは簡単だが、私自身も過去から今日まで、思い当たることが無数にあります。
もっと身近な、お互いの家族や自分自身のことでも「先送り魂」は遺憾なく発揮されます。
例えば、
最近頭がずきずきするが、うーんまあ、気のせいだろう。
わきっぱらが少し痛いなあ、これまで何度もあったけど、、別に、、、、。
歯ぐきが痛いけど、今晩は飲み会があるし、明日は忙しそうだし、、、、。
この階段あぶないなあ、手すりを取り付ける方がいいかも、、、まあいずれ、、、。
等々、、、、。
きりがないですねえ。
また戻って、この「先送り」、我々沖縄県民が得意とする「なんくるないさ」に相通じるような気がするなあ。
待てよ、この私、人間ドックで再検査を指示されている項目があるが、まだ受けてないなあ。
まあいずれ受けることにしよう。