2004/05/31(月) 19:11 - 22R 組 超朗 (男)
★マングースよ
「畑の中にうずくまる マングースのかなしみは・・・」
NHKのあたらしい沖縄のうたで放送された「悲しきマングース」の一節。
もの悲しい歌詞とメロディーを覚えている方は多いのではないか。
この歌が流れていたころ。
1970年代後半、・・・・・。
当時、にっくきネズミを退治するマングースは、テレビ画面のかわいらしいアニメもあいまって、
人間に役立つ「益獣」とさえ考えていた。
・・・・・・・・・・・
マングースが「特定外来生物」に指定された場合、・・・罰金・・・懲役・・・・。
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こんな状況をマングースはどう見ているだろうか。
「勝手に連れてきておいて、今更何だ」。
悲しいつぶやきがきこえてきそうだ。
以上(だいぶ省略したが)は、本日(5月31日)の沖縄タイムス夕刊一面左下に、
「今晩の話題」という見出しで載っているものです。
我々がここで取りあげた時期とあまりにもタイミングが合うので、びっくりです。
新聞社の方は、感情を押さえ気味に書いているが、
今は社会全体がマングースバッシング中であるので、遠慮しているのではないでしょうか。
p.s.
調子に乗って、私の独断と偏見を付け加えます。
そもそもマングースがヤンバルクイナ等を脅かしているというが、
現行犯としての確たる証拠はないらしい。
専門家によると、
マングースが増える地域はヤンバルクイナ等が減っている、
故に犯人(犯獣?)はマングースである、
ということらしい。
で我々県民の間では、そうだそうだ、やっつけろ、というムードになっているのでは?
この理屈を人間社会に例えると、次のようになるのではないか。
あるところで凶悪事件が起きたとする。
事件が起きた頃、Kさんがそこにいたから、
犯人はKだと断言して、即逮捕だ処刑だと大騒ぎになる。
ワイドショーでも犯人に仕立て上げられてしまう。
人間なら、どんな凶悪犯にも弁護士がついて無罪を主張するが、
今のところ、マングースを弁護する人は皆無か、もしくはなりをひそめているかだ。
少数中の少数意見みたいなことを書いたが、
真の民主主義社会では、満場一致とか全会一致とかいうのは怪しいものらしいですよ。