2011/11/29(火) 11:05 - 36 期 Gushi (男)
今までのテニスの教本は、ストロークの打ち方やボレーの仕方が書かれたいわゆる”ボールの打ち方”を教える内容が主でした。
今日紹介するこの教本はソフトテニスの "コツ" が書かれたすぐれものの本です。
監修はあの日体大監督の西田豊明さんだ!
内容の一部を紹介(今回は後衛編)
後衛の戦術
コツNo.10
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勝っているときには布石を打って主導権を握る
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リードしているときは、気持ちの上でも余裕ができ、攻撃的に打っていける。ストレートや前衛アタックなどの見せ球を使って布石を打ち、後半戦を有利に運ぶゲームメイクを可能とする。
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布石ってなんだ?って言う人のために私が解説をしましょう。
ゲームの前半にリードしている時、そのまま攻撃をし続けるのはセオリーですが、その際に後半戦での戦いを有利に運ぶためにあらかじめ手はずを整えておくといいうことです。
それを「布石を打つ」と言います。 (元々は囲碁用語ですよ)
前半でアタックやサイド抜きをしておいて相手の前衛の足を動けないようにし、後半で楽にクロスにひっぱったりミドルを攻撃したりするのです。
リードしているときにアタックやサイド抜きをするのは気持ち的に楽ですからね。
もしそれが成功してポイントになった場合には更にゲームを有利に運べますね!
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負けているときこそ、しつこさ、しぶとさを印象づける
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リードされているからといって、そのゲームを簡単に相手にとらせてしまってはいけない。
最後の最後まで粘り抜くことで、しつこさ、しぶとさを相手に印象づけることができるのだ。
たとえ捨てるゲームを作ったとしてもそれを無駄にせず、次のケームにつながる戦い方をすることが大切だ。
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これは解説不要ですね。
しぶとく粘り抜き、たとえそのゲームをとられても相手に「このペアはしつこく粘るなあ」っていう印象を与えることで後半戦につながる可能性があるということです。
この本の詳細は↓です
http://www.mates-publishing.co.jp/?p=3629
はーい
後衛の皆さん
がんばって下さ~い
http://www.mates-publishing.co.jp/?p=3629