沖縄県立首里高等学校:養秀の杜・植物苑 掲示板

No.71 金鈴樹のすすめ

2014/06/20(金) 16:02 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
明日から、「養秀の杜・植物苑」での養秀園芸祭の準備のために、多忙になるので、この欄を離れるから、と、駆け込みの書き込みをしておきます。実は、昨日、さる人の好意で、珍しい熱帯花木が手に入ったのです。ノウゼンカズラ科の低木で、キンレイジュと呼ばれる花木。金鈴樹の名の通り、金色の鈴のような黄色い花が枝いっぱいに咲く、美しい花木。そよ風が吹くと、チンカラインカラと、鈴がなるような錯覚を起こすほど、それこそ鈴なりの花。「養秀の杜・植物苑」に届けられました。庭先の日当たりのいい場所に植えれば、初夏から秋にかけて、裕福な気持ちになるほど、金色の鈴が茂ります。ご案内します。

No.70 珍しい植物の収集源

2014/06/20(金) 10:16 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
こんなに多くの植物をどこで手に入れるんですか、と、よく訊かれる。この点が、実は、「養秀の杜・植物苑」の最大の特徴で、ちょっとした企業秘密なんだが、第一に①広くは、世界中の園芸種苗業者と連携して、Mail通信で注文し、発芽させて、苗を揃えるのです。だから、この道(パソコン技術、英語、ある程度の植物知識)に希望のある人をいま、さらに、募集中なんです。どうぞ、名乗り出て参加してください。第二に、②世界中に展開して活躍している首里高校卒業生がいて、通信できると、彼らに頼んで、有用植物(ヤシなど)の種子を郵送してもらうのです。第三に、③北部にある美ら島財団熱帯植物園にお願いして、手持ちの植物苗を提供してもらえます。第四に、県内の活発な園芸苗生産業者が、珍しい種類を増産している場合があります。こちらからも協力してもらえます。第五に、もちろん、「養秀の杜・植物苑」の養秀園芸サークル会員それぞれが、県内いたるところに目を配り、市民が欲しがるものを物色して、収集する本能と技術を備えています。クロトンやドラセナやハイビスカスなど、珍しい種類がまだまだたくさんありあます。第六に、これこそ、ここで強調したいのですが、同窓生の皆さんが家庭で、ひそかに手作りし、増やし、楽しんでいる植物で、かなり増えて、もうそろそろ親しい人にでも進呈しようかな、と、考えている人がいたら、「養秀の杜」に持ち込んできてほしいのです。有料でもいいし、もちろん無料提供でも結構。有料の場合は、「委託販売」の形で、管理料として1~2割の手数料を払うシステムを現在考慮中。こうして、珍種・貴重種、普及適種、を収集するのも「養秀の杜」の、任務だと考えるのです。ご参加ください。

No.69 ツマベニチョウの食草

2014/06/19(木) 16:20 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
日本最大の蝶オオゴマダラは、もう沖縄では有名で、「首里城下にチョウを翔ばそう会」などの努力によって、日常、住宅地でも見かけるようになったが、ツマベニチョウについては、認知度は今一である。名の通り、白っぽい(乳白色の)羽根の端っこに鮮やかな橙色が配色され、「あ、ツマベニチョウだ」と、直ぐ分かる蝶だ。これも、オオゴマダラと同様、ただの植物には、卵を産まない。ギョボクという特別な木を選んで産卵する。蝶って、変な奴。でも、尊敬したい。子孫を残すのに、特別な木を、神様に指定してもらって、丁寧に卵をくっつける。卵から孵った幼虫はギョボクの葉をムシャムシャ食べて、蛹となり、巣だって空を舞う。オオゴマダラと違って、この蝶は、悠々と飛ばない。忙しそうに、眼にも止まらぬ速さで、飛翔する。子供たちが一番捕まえにくい蝶だ。だけれども、この蝶、物凄く鋭敏な嗅覚の持ち主で、隣の屋敷からヒラヒラと現れたと思ったら、いつの間にか庭先のギョホクを探し当て、ピタリと着地して、葉の裏に産卵する。敬服せざるを得ない。蝶の食草「ギョボク」も、「養秀の杜、植物苑」で入手できる。ツマベニチョウも首里城下に飛ばそう。

No.68 超ミニ早咲きイペー

2014/06/19(木) 15:51 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
投稿作文中に、用事が発生して、表題の「超ミニ早咲きイペー」とは関係の浅い、「小島盆景」の内容を綴ってしまった。イペーという南米原産の花木は、中南米に分布するノーゼンカズラかの植物で、最近、オリオンビールによる大量導入によって、県内に大量に普及するようになった。が、成長して、10メートル以上にならんと、開花しないというじれったさがあり、みなさん、ようやく開花したときは、雀躍するほどの喜びよう。このジレンマにこたえるかのように、最近、樹高わずか50cmそこそこで、花を開く「超ミニ早咲き」のイペーが現れた。この桃色イペーの学名とか氏素性を現在検討中なんだが、とにかく、「養秀の杜・植物苑」では、数を揃えて、趣味のある人に提供しようと、「超ミニ早咲きイペー」の特設コーナーを設けた。大型の鉢に植えて、日当たりのいいベランダに置く方法もあり、庭先に植えて眺める手もある。真冬2~3月に、カンヒザクラと前後してラッパ状の花を枝先に咲かせる、逸材である。一鉢¥500.数に限りがある。早い者勝ち。

No.67 超ミニ早咲きイペー

2014/06/19(木) 15:36 - 最後の一中生 期 吉田朝啓 () chokei@nirai.ne.jp
「養秀の杜・植物苑」は、一般の園芸店と競争するつもりはなく、市民・県民が欲しいと思いながら手に入らない種類だとか、あるいは、今まで見たこともない珍しい種類、あるいは、当方が、是非沖縄に普及させたいと考える有用植物を提供するという方針であります。そして、最も強調したいのは、会員が独自で開発した、新しい発想の園芸作品(丸太園芸、小島盆景など)を、紹介し、展示し、この方面の同好の趣味家を増やそうという魂胆です。この「小島盆景」なるものは、実にユニークなもので、従来の(日本固有の)盆栽ではなく、沖縄独自の園芸作品として発達してきた園芸です。詳しくは、入会してもらって、各自で作品作りしてもらえば理解できますが、要するに、濱にゴロゴロしているサンゴ礁石灰岩を工夫して植物をアレンジして、小島のようにするという簡単ながら深遠な思想の新しいジャンルなのです。そして、濱の石には限りがあり、やたらに濱を荒らしてはいけないということから、この度陶芸を専門とする会員の一人によって、新しく、「陶製の小島」作りにみんなでチャレンジすることになりました。詳しくは、後日、発表して希望者を募ります。この欄に注目してきださい。定年前後の男女に打って付けですよ。

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