先日思い立って日本の道100選のひとつ、金城町石畳道を歩いてみた。
首里城の駐車場に車を止め、目の先にある真珠道(まだまみち)石碑を始点に
途中、石敢當を左に大アカギへ。石畳へ戻り終点(金城ダム通り?)まで下って
引き返し、金城村屋を左に一中健児之塔。首里高前に出て龍潭まで。
石畳道沿いの住宅は赤瓦の屋根が多く、庭や石垣に花や蔦を植え、
首里んちゅの心意気を感じる、雰囲気のある道程であった。
一中健児之塔は我々の時代は、いまにもハブが出そうな鬱蒼たる森の
中にあったと記憶しているのだが、周りは住宅も多く、立派な石碑が
整備されていた。
首里城の近くはあちらこちら駐車場になっていて、我々が教科書を買った
あの古ぼけた本屋は姿形もなかったね。
首里高校の新校舎はいまだ出来ず。
気になったのでネットで調べてみた。
★首里高改築 来年度に工事再開
夏頃に特別教室棟着工 28年度完成へ-県教育庁
県教育庁では、文化財発掘調査のために工事を中断していた首里高校の管理・特別教室棟改築工事を
27年度から再開する。
工事は、今のところ、来年6~7月頃に国の補助金交付が決定された後、
建築(3工区程度)・電気・空調・衛生・昇降機の計7件程度に分けて発注(一般競争、土木建築部に分任)
する予定だが、今後、具体的な工事計画を取りまとめ、発注準備等を進める中で確定する。
スケジュールでは、入札等を経て、27年夏頃にも本体工事に着手し、28年度内の施設完成、
29年度の供用開始を目指す。
施設概要は、RC造4階建て・延床面積約5,000㎡程度。1階に多目的教室、図書室、
家庭科実習室等、2階に書道教室、視聴覚教室、職員室等、3階にLL教室、音楽教室、美術教室等、
4階に倉庫等を配置する計画。
同特別教室棟は、23年度に工事7件の入札を実施し一部着工していたが、
グラウンド内から中城御殿の遺構と思われる石牆等が確認され工事を一時中断。
現在実施している発掘調査が来年2月頃で完了する見通しが立ったことから、
工事の再発注が決定された。
同庁では、このほか、既存の管理・特別教室の位置に、
普通教室棟の(RC造4階建て・延床面積約4,400㎡)建設も計画している。
28~29年度に発掘調査等を実施し、30年度に本体着工、31年度の施設完成を目指す。
http://www.okitel.com/articles/7detail.php?article_id=1412171001&mode=detail
首里高、古都彩る赤瓦 新校舎、町並みに調和
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-191913.html
首里高に中城御殿跡か 運動場から石積み遺構
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-194324.html
一中健児之塔は、1950年4月30日に旧沖縄県立第一中学校同窓会の浄財により
元同校寄宿舎養秀寮跡に建立された。
その後、創立百周年記念事業として養秀会館の建設と同時に一中健児之塔の改修移設が行われ、
昭和54年に除幕式、入魂式が挙行された。
http://www.youshu.com/icchu_kenjinotou.php