2001/09/29(土) 02:51 - 14 組 M.H. (女)
ありがとう。疑問が溶けました。巷では、『ちゅら海』とか『ちゅらいなぐ』という時に「美」を嵌め込んでいますが、その音がどこからきているのかわかりませんでした。
「清ら」ならすべて納得できます。その音の音便化のプロセスも合点が行きました。
「清」を成り立たせている「青」は地上の青い芽が活き活きと生えている様子の「生」と、井戸の中の清らかな水を意味する「丼」を合わせた字だそうですが、だから、青く透き通った水を見て「清」は生みだされたのですね。
この言葉を生み出した人々のなんと『清ら民(beautiful people)』なことでしょうか!
そして、その字の「澄んでいて濁りがない」とか「穢れがない」と広く意味する部分で、『清ら海』も『清らいなぐ』も、私にとって、また一段と、心から感動できる言葉となりました。
だからこそ、『愛すべき海』『愛らしいひと』と同義語といえることに、感激しています。