2002/02/20(水) 22:21 - 14 組 じゅんちゃん (男)
後輩M.Hさん、ご無沙汰です。
『ハリー・ポッター』についてのご質問ですが、実はまだ映画を見ていません。
ですから「原作と映画とどっちがいいの?」という質問については、まだお答えできません。
一度映画を見てからお返事を、とも思いましたが、そうするとあと半年かかりそうなのでとりあえず現況を報告したほうが良いと思い久々のカキコをしています。
とはいえ、原作の『ハリー・ポッター』はいざ知らず、日本語訳3巻はとても楽しく読めました。
子供たちにも読みやすいように、たいていの漢字にはルビがふってあり、言葉遣いも現代国語(?)になっていて、活字離れが激しいという今の子供たちにも十分対応できる表現になっていると思います。日本語訳に1年かけているという役者の思いがわかる気がします。
内容も、家族や友情、さらには個人の成長という普遍的なテーマを、魔法学校というシチュエーションやそこに登場する様々なキャラクター(人間だけでなく)との関わりの中で、知らず知らず考えさせる仕組みになっていると思いました。
さらに、魔法学校で使われる教科書のタイトル、3次元サッカー(ホッケー)ともいえるような「クイディチ」というスポーツに対する作者の想像力の豊かさも、この作品を楽しく読めた理由の一つだと思います。
すでに、『ハリー・ポッター』は、「賢者の石」、「秘密の部屋」、「アズカバンの囚人」の3巻が和訳され、1巻目は映画化もされています。原作は4巻目も発刊されました。
あっという間に読めますので、是非ご一読あれ。