先日、新聞に出たニューカレドニアの記事を読んで、もし、南半球の人たちと連携して、熱帯の島に原産する有用植物を導入できたらなあ、と、夢みたいなことを書き込みしたら、早速、西表に住む金星人なる同窓生(?)からメールが来て、現地と提携している「沖縄ニューカレドニア友好協会」の会長さん(現在は顧問)三木さんを紹介してくださった。驚いたなあ、もう。目の前のスインチュ(首里人)と連絡とるのに一週間もかかるほどの不便さ、多忙さがある中で、ポーンと数百キロ離れたところから、援護射撃のような助言が飛んでくるんだから。早速、三木さんにお願いして、現地に「養秀園芸サークル」からの提案に対応してくれる個人または団体・企業があるかどうか、調べてもらうことにした。もし、ニューカレドニアと”互恵の条件”で様々な提携ができるようになったら、どなたか、この事業を担当してくれる同窓の有志に参加してもらいたい。やる気のある人が現れるのを楽しみにしています。”互恵の条件”とは、こちらに物や金や技術があるから提供するという”上から目線”ではなく、そちらにある物(この場合、沖縄に無い有用熱帯植物)を提供してくださいませんか、というReciprocalな関係なのです。これこそ、海邦養秀の意味するところじゃないでしょうか。